2022年03月07日
高等学校
カメラ機能とスライド機能の活用(高等学校「理科(生物)」)
授業概要
学年・教科等
高校_生物
実践の概要
今回は、令和元年度に高校で行われた生物基礎での授業風景を紹介します。
体細胞分裂の過程について、実際に玉ねぎの根の細胞を観察し、デジタルで記録を残すことで理解を深めることがねらいです。
授業では、前の時間に学んだ細胞分裂の過程について復習した後、授業担当者が作成したプレゼンテーションソフトで実験の手順を確認します。観察しやすいように下準備をした根端をスライドガラスの上にのせて、そのスライドガラスを十字に重ねて上から押しつぶす作業では、生徒は配布されたデータを確認しながら実験を進めていました。
また、観察した細胞を学習用パソコンのカメラで撮影する際には、反射鏡の角度を変えたり、学習用パソコンのカメラの位置を前後左右にずらしたりして、試行錯誤を重ねながら楽しそうに作業を行っていました。
授業の最後には、生徒のデジタルで記録したレポートを電子黒板に投影させ、生徒自身に説明させる取組も見られました。「観察した様子をスケッチさせることも大切ですが、カラーのデジタルワークシートに手書きで記録させることで、生徒の理解度を把握しやすくなったり、ある生徒が見つけた、きれいな細胞分裂の写真をクラス全体で共有できたりすることが、ICTを利活用するメリットです。」との授業担当者のお話でした。
使用ソフト
PowerPoint
キーワード
カメラ機能、書き込み機能、デジタルワークシート